What's New てぃらなす
2021/05/02
[サポーター・インタビュー]
同じ敷地内にある教会の牧師としてささやかなサポートを
奥村喜樹牧師
父、奥村修武が1964~68年にホール生としてティラナスに在籍、1974~78年にはホール主事の働きを担っていたこともあり、子どもの頃からティラナスホールという言葉をよく耳にして育ちました。ティラナスに隣接する東伏見福音キリスト教会の牧師に2008年に就任してからは、ホール生たちがより身近な存在となりました。文字通りお隣さんですから、夜半まで楽しそうな歓声が聞こえてきます。大学の卒論で困っている学生を先輩が助けるなど、協力関係も密接な様子。現在はホール生の歩みを傍らで見守りつつ、時には相談に乗ったり、キリスト教団体への推薦状を書いたりと、ささやかなサポーターとしてのスタンスを保ちながら、ゆるやかに関わらせていただいています。入ホールしてくる若者をどんな時にも応援し、生涯にわたる関係を築き上げることができれば嬉しいです。
2021/05/02
[スタッフ・インタビュー]
ホール生を通しての祝福を私たちが受け取っています
後藤満喜主事
2006年4月、東京ティラナスホール専任主事に任命され、家族で千葉から東伏見に移り住んでホール生と生活全般を共にしています。海外でキリスト教に入信して帰国した人をサポートするJCFNの働きを担ってきましたが、妻・光代とも話し合い、ティラナスでの働きに新たな召命と意義を感じたので喜んでお受けし、JCFNと兼務での働きを続けています。ホール全体の運営・渉外に関すること、年間スケジュールの進行や建物の維持管理、ホール生の相談相手など、なんでもこなします。食事づくりは朝食が私、夕食が光代の担当。ホール生に体調不良が起こった時とか、ティラナスとの折り合いがむずかしくなった時の対応は正直しんどいですが、逆に私がホール生たちに支えられている、彼らを通して祝福を私が受け取っていると感じる場面も少なくありません。在ホール中は将来どうなるか…と思っていた学生が、社会の第一線でキリスト者としての歩みと働きを続けていることを知る時は文字通り「満喜」、喜びで満たされますね。
後藤光代
東京ティラナスホールのお話をお受けした当時、子どもがまだ3歳と0歳でしたが、働きたいとの思い、それも神と人とに仕える仕事に就きたいとの願いが私の中で起こっていた時期と重なり、訪れたティラナスの雰囲気も良く、すぐに決断できました。夕食の食事づくりが私のおもな担当です。定員12名ですが人数が多いとやっぱり大変。そのあと家に戻って家族の食事づくり。疲れて、いったい何を作っているのか分からなくなることもありますが、ホールの冷蔵庫のホワイトボードに「美味しかったです」なんて書かれていたりする、そういう小さなことが嬉しいですね。西東京市のゴミの分別ルールはとても厳しいのですが、ホール生にどれだけ言っても、100回諭しても実行してもらえない! 「私はあなたがたの母親じゃないのよ! 」(笑・泣)って思うのですが、でもみんな18歳ぐらいで地方から大東京に出てきて、いろいろ寂しい思いを抱えながら、ここを帰ってくる我が家だと思ってくれるのですね。